Monday, 5 February 2018

[日本語訳] MIYAVI x UNHCR BANGLADESH ( prothomalo 2018)


Original source in English: en.prothomalo.com/bangladesh/
Translated by comyv Myco

UNHCR親善大使で日本のアーティストMIYAVIは、各国がロヒンギャ危機を終結させ、彼らに安全で明るい未来をもたらす確実な手段に関与する必要があると述べた。
ロヒンギャ難民キャンプを訪問したばかりのMIYAVIは、「これはこの地域だけの問題ではなく、全ての国がこの危機への恒久的な解決策を練る必要がある」とUNBのインタビューで語った。
2017年8月25日以来、推定68万8,000人が、ミャンマーのラカイン州での暴力を逃れてきており、バングラデシュのコックス・バザールのロヒンギャ人口全体を100万人以上に増やしている。
1981年生まれで、MIYAVIの名でよく知られるTakamasa Ishiharaは、シンガーソングライター、ギタリスト、レコードプロデューサー、俳優である。
ロヒンギャ問題については、世界全体の結束が重要だと付け加え、「この星は大きなアパートのようなもの。部屋の一つが燃えてしまった場合、アパート全体が影響を受けるかもしれない」
そして、この星のUNHCR親善大使はロヒンギャの危機に対処する責任を負っていると語った。
世界では様々な問題が起こり続けており、なぜそれらの紛争が起こるのか知っている、と彼は語る。
「しかし、我々はそのような問題にどう対処するのかわからない、あるいは対処する方法は知っているがそれをやっていない」と、その目的のために何かがあると強く感じているとMIYAVIは付け加えた。
国際社会がロヒンギャの人々を支持し続けるよう、ロヒンギャのメッセージを世界中に広めるため、MIYAVIは3月からワールドツアーを開始する予定だとUNHCR特使は語った。「音楽はグローバルな言語であり、人々を結集することができる」


しかし、彼は「音楽は銃を持った人々と戦って戦場にいる人々を救うことはできない。しかし、音楽は紛争を防ぎ、人々の心をポジティブに変えることができるかもしれない」と語った。
彼は3月から日本、中国、シンガポール、フランス、英国、ロシア、米国を含むいくつかの国でライブを行うとについて、「色々な場所で音楽を演奏できることは私にとって幸運」と述べた。
慈善家でもあるMIYAVIは、彼のユニークなギタースタイルのために国際的に認知されており、高い評価を得ている。ピックのかわりに指で弾き、音楽的にリズム的に、精巧なサウンドを作り出している。
ロヒンギャの難民キャンプで2日間過ごした彼は、「ロヒンギャの子供たちは力を発揮し、彼らの笑顔は希望を持たらす」と語った。「彼らを守るのは私たちの責任」
彼は2017年に行った#WithRefugeesとNansen難民アワードを含む様々なUNHCRキャンペーンを支援するために、彼の才能、声、プラットフォームを活用してきた。
MIYAVIは、バングラデシュでの質問に対し、「正直この国は他の国に比べて豊かではないが、国境を開くことに本当に寛大であり深い感銘を受けた」と述べた。
ロヒンギャ危機の期間は非常に古くからのもののひとつで、彼は危機への永続的な解決に重点を置き、様々な役割を追求した。
「私はキャンプで1992年にバングラデシュに来た老人と会った。彼は1995年にミャンマーに戻り、20年後に再びバングラデシュに戻った」MIYAVIは危機の永久的な解決を求めていると述べた。
バングラデシュに住むロヒンギャは家に帰ることを望んでいるが、彼らは安全な家に帰ることができるように、ラカイン州に水を引くなどの環境が作られているかどうかを知りたい、とのことだ。
バングラデシュ初訪問について、MIYAVIは「とても深い感銘を受け、実り多いものだった」と語った。「私にとってワールドツアーを始める前にここに来ることは非常に重要だった。私たちは何か新しいものを作り始めることができる。私が今回キャンプで目撃した状況について、世界中の人々に知らせたい」「彼らをサポートし続けることは私たちの責任」とMIYAVIは付け加えた。



UNHCRのソーシャルメディアチャンネルでの世界的な活動を継続的に推進しているMIYAVIは、より多くの視聴者へ、難民についての見識を高める助けとなっている。彼は難民の子供が質の高い教育を受ける必要性について特に声をかけてきた。
彼は2017年11月にUNHCR親善大使に任命された。
MIYAVIは、2015年に初の難民キャンプ訪問を行い、UNHCRの最前線の活動、レバノン訪問、そして彼はそこで出会った難民と "The Others"を演奏し、MVは2016年にリリースされた。UNHCR特使Angelina JolieとMIYAVIが世界中の難民を対象に制作した。
2016年にレバノンを再訪し、難民の経験についてさらに詳しく知り、2017年にミャンマーのカレン難民に会うためにタイを訪れた。


© photos UNHCR BANGLADESH 2018

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